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米山 加那さん 主婦/京都市在住 30歳この主人のシャツはもうかれこれ10年近く着ていました。
なんとなく買ったブランドのシャツ、
なんとなく着なくなって。
衣替えのたび、スタメンには入れてもらえても
実際には活躍の場がなく、年々着る回数は減るばかり。
色褪せも気になりだして、
生地はしっかりしているのになんだかくたびれた感じ。
物を大事に使う事はとても素敵なことで
目指してもいるし実践もしているし。
でも、必要のなくなってしまったものを溜め込むのとはまた違う。
ちょうどそんな事で悩んでいる時でした。
さすが、藍染。
藍の深みがとてもシャツを上質に見せてくれ、
生まれ変わったシャツを前に藍を今まで以上に魅了しました。
紺色と藍染の違いについてつい夫婦で熱く語ってしまうほど
洗濯時の色落ちもあまりなく、染物製品についての警戒心も
減りました。
値段が高いとか安いとか関係なく、いつも気に入ったものを
手にしていたい
そして、繕い、染め替え、リメイクして
一枚の服を大事に愛するような暮らしをしていきたいと
思いました。
2007年2月にお聞きしました