女子バスケットボール日本代表の馬瓜エブリン選手。
今後も活躍が期待されていますね。
そんな馬瓜エブリン選手は、そのルックスから海外国籍だと思われがちですが、実は生まれも育ちも日本なのです。
それはご両親が日本に来日し、日本で暮らすことを決意したことが始まりなのだそう。
そこで今回の記事は、
こちらの内容でまとめていきます。
馬瓜エブリンの両親の仕事は何?
馬瓜エブリン選手は、愛知県出身で、家族構成は、
・父
・母
・本人(馬瓜エブリン)
・妹(馬瓜ステファニー)
の4人家族です。
父親も母親もガーナ人のため、馬瓜エブリンさんはハーフではありません。
現在も馬瓜エブリンさんのご両親は愛知県在住です。
ご両親の職業は、
父親:エンジニア
母親:おそらく専業主婦
です。
では、ご両親の職業について、次で詳しく見ていきましょう!
馬瓜エブリンの父親はエンジニアだった!
馬瓜エブリン選手の父親は、
馬瓜ニコラスさん
です。
出身や国籍はもちろんガーナです。
ニコラスさんは、ガーナでは、エンジニアとして働いていたようです。
しかし、「より高い技術力をつけたい」と考え、日本への留学を決意したそうです。
決意して実際に行動を移したのは、なんとエブリン選手の母親と結婚した後なのだそう。
「お父さんは元々ガーナでエンジニア関係の勉強をしていました。その勉強がもっとしたいとガーナで結婚した後、お父さんが先に単身赴任で来日しました。その後、お母さんが追いかける形で日本にきました。ちょっとラブストーリーみたいな話ですよね」
引用元:FRau
しかも、ニコラスさんは日本語が全く分からない状態で来日。
最初は日本語を理解するところから始まったのだそうですが、大学に進学し、日本語も徐々に上達。
夢であったエンジニアの勉強もすることができたといいます。
馬瓜エブリン選手の父親は、大変努力家な方ですよね!
エブリン選手の実家は愛知県ですが、その理由はおそらく、
車メーカーの最大手である「トヨタ自動車」の拠点であるから
と思われます。
実際にニコラスさんがトヨタ自動車のエンジニアとして勤めているかは不明です。
しかし、技術を学ぶために愛知県を選択したということであれば、トヨタ自動車と何かの関わりがある会社に勤務してるはずです。
そして、今現在もエンジニアとして勤めている可能性はありそうです。
馬瓜エブリンの母親は陽気な専業主婦だった!
馬瓜エブリン選手の母親は、
馬瓜フランシスカさん
です。
フランシスカさんは、エブリンさんを常に支え続け「あるがままの自分を受け入れる」ことの大切さを教えてくれた存在だといいます。
エブリン選手が小学生の時に、身体の成長具合や肌の色が周りの友人と違うことでからかわれることがありました。
エブリン選手は「なんでみんなと一緒じゃないの?」と不思議そうに、悩みながらフランシスカさんに聞きました。
そこでフランシスカさんが応えたのは、
・「人とちがう所を『悲しむ』のではなく『喜び』を持って最大限に生かしなさい」
・「強くなりなさい」
という言葉でした。
母フランシスカさんは「人とちがう所を『悲しむ』のではなく『喜び』を持って、最大限に生かしなさい」と諭した。
引用 : 朝日新聞デジタル
からかわれて帰ってくるたび、「強くなりなさい」と励ました。
フランシスカさんの言葉にエブリン選手は「他と違っていいんだ」と考え方が変わり、笑顔を取り戻したのだそうです。
とても愛情深く、思慮深い方だということが分かりますね。
その一方で、フランシスカさんはとても陽気な方でもあるようです。
常に笑顔で笑っているお姿が目に浮かびます。
大変陽気でチャーミングな印象の母・フランシスカさん。
また、エブリン選手が高校生の時は、試合があると会場に脚を運び、観客席から人一倍大きな声援を送っていたといいます。
フランシスカさんは、家族思いでいることも分かりますね。
馬瓜エブリンのwikiプロフィール
・名前:馬瓜エブリン ( まうりえぶりん)
・生年月日:1995年6月2日
・年齢:29歳(2024年7月時点)
・国籍:ガーナ→日本 (14歳で国籍変更)
・出身:愛知県愛知郡東郷町
・職業:バスケットボール選手
・ポジション:センター・パワーフォワード
・身長:180cm
ガーナ出身のご両親をもつ馬瓜エブリン選手。
ですが、生まれも育ちも愛知県出身という生粋の日本人です。
そして、14歳の頃に日本国籍を取得しています。
これまでどのようなバスケ人生を歩んできたのでしょうか?
次で経歴も詳しく見ていきましょう!
馬瓜エブリンの経歴
ここからは、馬瓜エブリン選手が今プレイしているバスケットボールとはどのように出会い、どのような人生を歩んできたのか、チェックしてみたいと思います。
では、詳しく見ていきましょう!
馬瓜エブリンの経歴①:バスケットボールに出会ったのは小学4年
愛知県豊橋市でガーナ出身のご両親の間に生まれ、愛知郡東郷町で育ったエブリン選手。
小学校生活では、徐々に周りの子たちと自分の体格や肌の色の違いに気付いたそうです。
周りから聞こえる心無い言葉に怒りを覚え、喧嘩を繰り返してしまうこともあったそうです。
しかし小学4年生の頃、「力で対抗すること」よりも「許すこと」が強さであること知りました。
それがきっかけとなり、始めたのがバスケットボール。
バスケットボール特有の「チームプレイ」の経験していく中で
自分のことを主張するところと抑えるところ、そういう塩梅を学んだ
といいます。
また、母親であるフランシスカさんの
「自分自身にしかない魅力を逆になんで使わないの?」
「隣人を自分のように愛しなさい」
という言葉に、今までの「人と同じになりたい」という考え方が変わりました。
それからは、自分が考え方を変えることによって、周りの人も色々話してくれるようになり、興味を持ってくれるようになったそうです。
馬瓜エブリンの経歴②:バスケの強さを手にした高校時代
エブリン選手は、ご両親が180cm以上の体型であったこともあり、所属していたクラブチームでも一際目立っていました。
そこに、当時の桜花学園高校のバスケ部の監督を務める井上眞一監督が訪問。
「桜花学園に遊びに来る?」と声を掛けられたのだそう。
ですが、当時のエブリン選手はまだ小学生でした。
桜花学園がバスケットボールの強豪校であること、井上監督がバスケ部を数多くの優勝に導いていることを知らなかったといいます。
「たまたまミニバスの大会を観に来ていた井上監督が、自分を見出してくださって、そこで『桜花学園遊びに来る?』って声かけられました。二つ返事で遊びに行きました。でも、当時強豪校って知らなかったので、『このおじちゃんは誰だろう』って感じでした(笑)」
引用元 : FRau
そして、高校生になったエブリン選手は、井上監督がいる「桜花学園高等学校」へ入学。
そこで、「強豪校の厳しさ」を痛感したといいます。
今までは「楽しむバスケ」だったのに、突如「勝ちにこだわるバスケ」に変わったそうです。
練習メニューや環境ががらりと変わり、当初は嫌になって逃げ出したかったとか。
ですが、心の支えとなっていたのが「やっぱりバスケが好き」という気持ちと、スキルアップしたことを体感できたときだといいます。
高校生活をバスケ一筋で過ごしてきたことで、エブリン選手の今の強さあるのかもしれません。
エブリン選手が所属していたバスケ部は、高校のインターハイで見事三冠を達成。
さらに、エブリン選手自身は「U-17日本代表」にも選出され、世界選手権ベスト4の好成績に貢献しました。
馬瓜エブリンの経歴③:高校卒業後はWリーグ、日本代表へ
エブリン選手は高校卒業後の2014年、「アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス(現:アイシン ウィングス)」に入社し、同年にはアジア競技大会に出場する日本代表にも選出されました。
そして2017年には、トヨタ自動車アンテロープスへの移籍が決定。
2020年からは、妹・馬瓜ステファニー選手と共に「トヨタ自動車」を優勝に導いた立役者となりました。
ただ、その後のエブリン選手は2022-23シーズンは、1シーズンどこのチームにも所属せず休養することを宣言。
その休養期間に、芸能事務所「ワタナベエンターテインメント」に所属するなど、バスケットボール選手以外の側面でも活動をしていました。
そして、2023年6月にはバスケットボール選手として復帰。
「デンソーアイリス」へ加入することとなりました。
そこからは今までの功績とエブリン選手のプレーが高く評価され、見事パリ五輪日本代表に選出されました。
今後の活躍がさらに期待できそうですね!
まとめ
今回の記事は、
・馬瓜エブリンの両親の仕事はなに?
・馬瓜エブリンの両親が国籍を日本にした理由は?
・馬瓜エブリン一家の名字の由来は?
についてまとめました。
これからも馬瓜エブリン選手の活躍に期待したいですね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
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